ピラミッドの「メル」の意味について [つぶやき]

しばしば「ピラミッドは『メル』と呼ばれていた」

という話を聞きます。

そこまではいいとしても、




その意味は「上る」という意味だ、という説明を聞いたことがありませんか?

だから、ピラミッドは天上世界へ上る装置なのである、

とかなんとか。



しかし、ピラミッドの「メル(mr)」は、

どっちかというと、

「病気」「痛み」

という意味なんじゃないかと。




もしかしてもしかすると、


「アレなやつ」


という意味だったりして。



「王様の病気」「あの痛いヤツ」

といった意味だったら。



そこは何とも言い難いのですが、

古代エジプトというのは期間が長いので、

本当に建設当時にメルと呼ばれていたという保証はありません。

すでに相当の時間を経てからそう呼ばれていただけかもしれません。




じつは、ナルメルのメル(道具の「ノミ」のヒエログリフ)と、

ピラミッドのメルは、同じ意味の言葉だったのかもしれません。

mrの音価をもつ言葉は、大きく分けて4つあり、

ひとつめは「港」「運河」を意味し、

ふたつめは「愛」「希望」「欲望」なども意味します。

みっつめは「病気」「痛み」を意味し、

よっつめが「絆」「結びつき」を意味しています。



私の考えは、




もしかすると「メル」は、時間の経過により、

不吉なものと考えられて、良くない意味で「メル(忌むべきもの)」と呼ばれたか、

あるいは、王が鍬入れした工事によってできたこちにちなんで、

「メル(王が建設せしもの)」と呼ばれたか、

王が与えてくれたものとして「メル(王の思召し)」とよばれたか、

皆で協力したので「メル(我らが絆)」と呼ばれたか・・・


いずれにせよ、とりあえず「上る」ではないように思えます。








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